一家に一枚。
「科学技術週間」というサイトをご存じだろうか
本来はサイトの名前ではなく文部科学省が決めたムーブメント週間なのだが、
そのポータルサイトとして作られているサイトである。
その中に少し面白いコンテンツがあるので紹介する。
「一家に一枚」という題名で、文部科学省が知識としてもっておくべき科学的事柄をまとめたポスターを発行している。
そこには、「元素周期表」「ヒトゲノム」「宇宙図」など、理科でならう基本的な項目が発行されるのだが、その中に一つだけ物質名が書かれている。
水素
数ある元素の中でなぜか「水素」が抜粋され、詳細に説明がされている。
もちろん中身は「水素原子」に関するモノではなく、「水素が人々の生活にどのように影響を与えているか」というもの
ポスターを見れば分かると思うが、水素の秘めた力が今自分たちの生活を大きく変えようとしている。
テレビや雑誌でも水素を取り上げることが多い。
薬局では水素水を見ることが増えたし、「燃料電池」を応用した水素発電も広まっている。
そして今、その力を国が認め一般常識として広めていこうとしている。
水素の研究は今も発展の最中であるらしい。
原子の中で一番単純な構造を持ち、宇宙全体では一番存在するという元素である水素。
灯台もと暗しというが、まさに「やっと」水素のすごさが解明されてきたという感じだろう。
今後の発展にも目が離せなさそうだなぁ。