現象にとらわれず、本質を見よ。
現象に対してアクションをとるのはスゴく簡単だが、
現象ばかりにとらわれていたら、物事の本質を見失う。。。。
科学者は、この世の現象に対して「何故に」(WHY)を追求してきただろう。
この姿勢は、きっと科学者だけでなく誰もが取るべき姿勢なんだろうなと感じる。
例えば、子供がわざとガラスを割ったとする。
現象だけみたら、「ガラス割ったらダメでしょ!!」と一喝するだろう。
でも、一歩引いてみて少し考えてみる。
「どうしてガラスを割るという行為に走ったのか?」、「ガラスを割ることが目的だったのか?」ということを真剣に考えてみる。
もしかしたら「親にかまってほしかった」のかも知れないし、「何かムカつくことがあって当たってしまった」のかも知れない。
現象に対する本質とはそういうものだ。
その「本質」を捉えてあげなければ、問題解決にはならないし、逆に問題を大きくしてしまうこともあるだろう。
この問題に対しては、「親がもっと構ってあげる」のが正解かもしれないし「イライラしたときにどう対処するかを教えてあげる」のが正解かもしれない。
とにかく、現象にたいしてアクションするだけではなんら意味が無い。
あと話ついでに言うと、個人的に「禁止令は課題解決の放棄」だと本気で思っている。
さっきの例でいうと、「ガラス割るのは禁止」という一言で終わってしまった時点で、その親は課題解決を放棄したということである。(割っちゃダメなのは当たり前だけどw)
そもそも禁止令は相手を押さえつけることになるので、、、良い思いはしないだろう。
対立の引き金になる。
もちろんこの話が全てに通じるとは思わないが、結構な場面で大事になってくると思う。
あと、意識しているだけでだいぶ行動や考え方も変わると思う。
「誰かにプレゼントをあげよう」と考えたとき、その根底にある「見返りの期待」を自覚しておくことで、思わぬトラブルを回避できる。。。。とか
とにかく言いたいことは、
現象だけで判断するのはちょっと浅はかだよね。ってこと。
本当にどうにかしたい、変えたいのなら、その奥に見え隠れする本質を見極めないといけませんね。ってこと